家族葬の参列マナー

「亡くなった親戚の葬儀を、家族葬で行うと連絡がきた。一般的な葬儀しか知らないが、参列するにあたって、どういった点に気を付ければよいだろうか。」
「家族葬を執り行う側への情報は多いが、家族葬に参列する際のマナーを知りたい。何か違いがあるのだろうか。」
家族葬に参列される方には、参列の際のマナーについて、こうしたお悩みの方が少なくありません。
このページでは、葬儀にまつわる数多くのキーワードのなかから、家族葬の参列マナーについてスポットライトをあてて、ご説明してまいりたいと思います。

■家族葬とは
まずは家族葬がどういった葬儀かについて、整理しておきましょう。

家族葬といっても、必ず故人様のご親族の方しか参列できないというわけではありません。
家族葬とは、ご親族の方や、故人様と親しかったご友人の方などの、ごく親しい方のみで執り行われる葬儀の形式をさします。
家族葬では葬儀に要する費用が低く抑えられるというメリットのほか、親しい方のみで故人様とのお別れの時間をゆっくり過ごすことができるというメリットなどがあります。
こうした理由から、近年では家族葬で執り行われるケースが非常に増えているのです。

■家族葬の参列マナー
家族葬の参列マナーの特徴としては、一般的なお葬式と比べると、格式張らないご葬儀が多いということが挙げられます。
ごく親しい方のみで葬儀を執り行うため、喪服については準礼装とされることが多くあります。
男性であればダークスーツかブラックスーツを、女性であれば黒色や地味な色味のワンピースなどが準礼装にあたります。
また、香典については辞退される方が多い傾向にあります。
ご遺族の方から香典について連絡がなく、対応を憂慮されていらっしゃる方は念のため香典を持参しておくという方法もよいでしょう。

株式会社平野葬祭では、家族葬のお葬式を数多く承っており、家族葬の作法やマナーについて熟知したスタッフがおります。大阪市、堺市、東住吉区周辺でお葬式のことでお困りの際は、弊社までお気軽にお問い合わせください。