葬祭扶助の注意点

「葬祭扶助」とは、生活保護法第18条によって受けることができる扶助のことを指す言葉です。
葬儀を執り行う方が生活に困窮している場合、葬儀費用を捻出することは非常に困難です。そのような方も必要最低限の葬儀を執り行うことができるよう、扶助制度が設けられています。

葬祭扶助を利用する際、注意しておくべきことは、まず「お住まいの地域の管轄の福祉事務所に申請を行う」ことです。
葬祭扶助は、福祉事務所が申請者の方の生活状況を調査し、生活が困窮状態であるということが認められることで許可される扶助です。
そのため、主に生活保護受給中の方であれば、葬祭扶助を受けられる可能性が高いと言えます。
また、「葬儀を執り行う葬儀社に、葬祭扶助で葬儀を執り行いたいというご要望をお伝えいただく」ということも重要です。
葬祭扶助で葬儀を行う場合は、葬儀社が喪主様宛に費用を請求させていただくのではなく、請求書を福祉事務所に提出することになっています。その後、福祉事務所が内容を確認し、葬儀社に費用を支払います。つまり、喪主様と葬儀社の間に金銭的なやり取りは発生しません。
葬儀社に葬祭扶助で葬儀を行う旨を必ずお伝えいただくことで、福祉葬をご用意させていただきつつ、真心を込めて故人様をお見送りするお手伝いをさせていただきます。

株式会社平野葬祭は、ご遺族様が心を込めて故人様をお見送りできるよう、豊富な経験を元に全力を尽くします。
大阪府を中心として、関西圏にお住まいのお客様に広くお応えいたしております。
葬祭扶助に関するお悩みは、弊社までお気軽にご相談ください。